正しい選択が、選ぶ前からあるわけではない

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自己評価の低い人はモノを選ぶのに異常に長い時間がかかる

 

ああでもない、こうでもないと、迷いに迷って、結局選べないか、他人の選んだモノを選ぶ。

 

自己評価が高い人は、自分なりの基準を持っていて、たとえば自己愛が強い人は、自分の好きなモノを選ぶ。

 

また、自己肯定力が高い人は、コストパフォーマンスや健康など、自分の持っているテーマでモノを選ぶ。

 

「ピンク色のふわふわした物が好き」「トウガラシの効いた激辛料理が好き」「糖質制限で、炭水化物はできるだけ減らす」…という風に、自己評価が高い人は、常に独自基準でモノを選ぶわけだ。

 

自己評価が低い人が、メニュー選びやモノ選びで、グズグズしている理由は、「非の打ち所がない最良の選択」をしようとするかららしい。

 

というのも最良の選択をすれば、誰からも文句を言われないからだ。

 

ところが最良の選択というのは、あくまでも個人的なモノだ。

 

たとえば既に持っているモノは買う必要無いし、さっき食べたのと同じメニューは食べたくない。

 

持っているモノや、さっき食べたモノは、人ぞれぞれだから、最良の選択をすれば、人それぞれ違うのが当たり前のはずだ。

 

また「非の打ち所のない選択」をしても、結果が悪ければ「悪い選択」になってしまう。

 

画期的な薬を開発した企業の株を買っても、株価が上がるとは限らないし倒産することもある。

 

「最良の選択」をしたって、結果が悪ければ、それは最良の結果ではなかったって事になる。

 

つまり自己評価が低い人というのは、モノを選ぶ前から「正しい選択」が、決まっていると考えているらしいが、正しい選択だったかどうかは、選んだ後にならないと分からないのだ。

 

となると、いくら時間をかけて選んだとしても、最良の選択も非の打ち所のない選択も、できないって事が分かる。

 

こういうことは、選択を繰り返していくうちに、だんだん分かってくるはずなんだけれど、自己評価が低い人というのは、選択の経験が致命的に不足しているらしい。

 



スターホワイトニング

選択とは、捨てるものを決める作業

自己評価が低い人が、なぜ選択に時間がかかるかと言うと、「捨てる決断」ができないせいらしい。

 

何かを選ぶと言うことは、他の可能性を捨てたり、諦めたりすることでもある。

 

たとえばレストランで食べるモノを選ぶとき、たくさんのメニューの中から、その時々の気分やら懐具合から、食べられないメニューや、食べたくないメニューを捨てていく。

 

それで残った2~3のメニューの中から、どれを食べようかと考えるはずだ。

 

ところがメニュー選びに時間がかかる人は、食べたいメニューがないか、あったとしても、誰か他の人がそのメニューを頼むのを待っている。

 

要するに、自己評価が低い人にも、「自分で決められない人」と、「意志を伝えられない人」の2つのタイプがあって、決められない人が、捨てられないタイプだって事らしい。

 

どちらのケースかは、行動を観察すれば、ある程度は分かるかも知れない。

 

というのも他の人が頼むのを待っている場合は、食べたいメニューが載っているページを、ずっと開いているか指でも挟んで、他の人が選ぶのを待っているからだ。

 

自分の意志を伝えられない人は、誰かが頼んだら相乗りしないといけないから、そうして周囲の様子をずっと伺っている。

 

一方、食べたいメニューが決められない人は、他のメンバーの様子など気にせずに、メニュー表を最初から終わりまで、何度も何度も見返していたりする

 

食べたいメニューがない場合は、メニューを絞るどころか、なぜか選択肢を拡げていて、さらに選べない状態になっている。

 

疲れや睡眠不足などで頭が回らないときは、脳の前頭葉の働きが鈍ってしまって、思考が堂々巡りを繰り返したりするが、実は自己評価が低い人というのも、それと同じ状態になってると言うことらしい。

 


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