子供を抱っこしない親は児童虐待
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より良い人生を送る為に必要なのが、モノの善し悪しを見分ける技術だ。
我々が生きているのは人間社会には、得体の知れない人間がウヨウヨ存在するから問題人間とまともに関わると、それだけで人生がおかしくなる。
たとえば大抵の人間にとって、一番身近な人間は親であるが、親がまともであるとは限らない。
親が言うことが正しいと思ってそれに従ったらひどい目に遭わされる…ってことはよくある。
特に「あなたのためを思って…」と言う親は危険。
こういう親は自分のことしか考えていないから、自分の欲望が叶えられたら子供のことなんてすぐに忘れる。
抱っこして欲しがっている子供を抱っこせず、あめ玉などを与えてすり替えたり誤魔化そうとするタイプ。
子供は愛情確認のためにちょっと抱っこしてもらいたいだけなのに、それすら理解できないし期待に応えない。
こんな親は初めから子供の願いなんて知ろうともしないし子供の期待に応えようとも思っていないから、子供が大きくなってもやはり子供の願いより自分の都合や欲望を優先する。
ダメ親は言い訳だけが一人前
子供を抱っこしない親は子供より自分の都合を優先するタイプだ。
ところが不思議なことに、なぜかこういう親は、「自分は子供のことを充分考えている」「自分は子供を甘えさせない良い親だ」…などと思っていたりするから始末が悪い。
自分が出来ていると主張する親は、たいてい、全く出来ていないのが普通だ。
たとえば学習塾などでも、出来る子供の親御さんと、出来ない子供の親御さんとでは言うことが全く違う。
出来る子供というのは家庭学習が行き届いている。
だけどそれでも親御さんは、まだまだだと思っている。
だから学習塾で面談しても「何か自分にできることはないか、他にやることはないか?」と親がやれることを捜すために質問攻めだ。
一方、出来ない子供の親御さんというのは、読み書きの練習すら家でやらせておらず。
そのための問題集やノートどころか図鑑や辞書も揃えていなかったりする。
それで「子供が勉強しない、成績が上がらない」「学校は信用できない」「塾は何をやっているのか」と他人に責任を押しつけるのに必死だ。
要するに自分は面倒なことは何にもしたくないから、自分がしなくて良い理由作りばかりして何をやるにもしぶしぶやっているだけ。
しかし子供の方は、親しか頼る者がいないから、そんな親でも言うことを聞こうとするし、親の期待に応えようとする。
子供は自分の親を信じたいと思うものだから、自分の親が行く手を阻んでいることに気が付かず、成長するに連れてようやく、良くできた親に育てられた子供とは天地ほど差が開いていることにようやく気づくわけだ。