強迫性PsDの原因は「変化に対応できない」という自覚

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強迫性パーソナリティ障害とは、頑固で、ケチで、完全主義で秩序やルールに従順な、融通が利かない性格だ

 

「~すべきだ」「~できて当然だ」と考え、仕事は完璧でなければ気が済まない。

 

完璧にできないと全くの無価値だと考え、途中でやるのを放棄してしまうようなこともある。

 

また教科書通り・ガイドブック通りに行動したり、自分が立てたプラン通りに行動することを最重要視して、そこから逸れることが不快であったり腹が立つ。

 

強迫性PsDの人は、結果がどうあろうとも手順通り行うことに固執するわけだが、その大きな原因は「変化に対応できない」という事らしい。

 

予定外の行動に対して対応できずに失敗するのが不安なので、あらかじめ決めた範囲のことしか絶対しない。

 

だから「頑固」と呼ばれる。

 

また何が起こるか分からない将来が不安なので自分の金を極力使わないから「ケチ」と呼ばれる。

 

さらに些細なミスが原因で大失敗するのが不安なので、本当に些細な部分まで完璧を期すから「完璧主義」。

 

最後に自分の眼力や決断に自信が持てないので、秩序や常識という外部の基準に沿ってしか判断できず、秩序や常識に従順というわけだ。

 



スターホワイトニング

強迫性PsDの人は、人生を苦行にしてしまう。

強迫性パーソナリティ障害の人は、一見真面目で誠実そうに見えるが、実は真面目でも誠実でもない。

 

彼らは失敗することが非常に怖い。

 

そしてさらに変化に対応できないもんだから、変化に対応できずに大失敗しないように、型通りやってお茶を濁しているだけなのだ

 

変化に対応できないのなら、あらゆる可能性を考えて、変化に対応できるように経験を積めばよい。

 

変化に対応できずに失敗してしまったら、いったんそこで諦めて謝ったり、やり方を変えればよい。

 

ところがそんな努力や諦めや方向転換ができないのが強迫性PsDの人ってことらしい。

 

なので強迫性PsDの人は、一生懸命、真面目に生きているつもりでも、時代が変わったり環境が変わると全く付いていけない。

 

いらなくなったモノが捨てられず、環境の変化も拒む。

 

引っ越ししたり、窓の外の様子が変わっただけで、うつ病になるような場合もあるという。

 

「及第点を取ること」や「そこそこ満足できる結果を出すこと」に焦点を合わせて生きていないので、どうやれば及第点や満足が得られるのかわからない。

 

そしてなぜか「努力は必ず報われる」という信念を持っており、努力が報われなかった場合に大きなストレスを感じる。

 

強迫性PsDの人は、何事も努力と意志で乗り越えられると考えているふしがあって、努力が通用しないようなことでも、努力が足りないと考えてしまうようなのだ

 

頑張ってもそれに見合った成果がでなければ、散財でもして、ふて寝でもすれば良さそうな物なのだが、それができずにストレスを抱えて行き詰まるわけだ。


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